We Just Want to Have a Family – An Interview with former US Navy Sailors Jaime Plym and Maurice Enis / わたしたちは家庭を築きたいだけ ー 元 米海軍 航海士 ジェイミー・プリム & モーリス・エニス インタビュー

We would like to forward this powerful interview with these courageous former naval sailors,  a couple of plaintiffs who are suing Tepco.
http://www.jfissures.org/2013/05/12/interview-with-jaime-and-maurice/

 

わたしたちは家庭を築きたいだけ ー 元 米海軍 航海士 ジェイミー・プリム & モーリス・エニス インタビュー

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Published: May 12, 2013
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Jaime Plym (right) and Maurice Enis (left) speak at FUKUSHIMA FALLOUT in Stony Point, NY. Photo courtesy of Sachiko Akama  | ニューヨークでのイベントFUKUSHIMA FALLOUTで話すジェイミー・プリムさん(右)とモーリス・エニスさん(左)写真:赤間幸子

(English transcript is below Japanese – scroll down to read: We Just Want to Have a Family – An Interview with former US Sailors Jaime Plym and Maurice Enis)

2013年3月11日、ニューヨーク市にて
(聞き手:殿平有子、平井亜由美)

ジェ イミー・プリムさんとモーリス・エニスさんのふたりは、2011年3月に福島第一原発から拡散した放射能によって被ばく、放射能の被害により体調を崩して いる米海軍の元軍人です。ふたりは災害直後、アメリカ軍による「トモダチ作戦」の一環として、太平洋上に滞在した米海軍の原子力空母「ロナルド・レーガ ン」の乗組員で、福島第一原発から、近いときで約3kmの ところに停滞していました。同じ空母に乗り組んでいた軍人の多くが放射能の危険を知らされることなく危険な空気にふれながら従事、被ばくしていた、と いうことが徐々に明らかになっています。海軍で出会って以来恋人同士でもあるジェイミーさんとモーリスさんは現在、100名以上にのぼるアメリカ兵ととも に、2年前の原発事故に責任のある東京電力に 対し損害賠償を求める集団訴訟をおこしています。

殿平有子(以下Y):

ジェイミーさんとモーリスさん、おふたりは、震災から2周年にあたる今日、ニューヨーク医学アカデミーにて開催された「福島原発事故の福島原発事故の医学的・生態学的影響」のなかで記者会見を行いました。先日もテレビのインタビュートークイベントをこなされたばかりですが、こうして公の場で自分の体験について発言されるのは初めてだとききました。今、どんな心境ですか?そして体調はいかがですか?

ジェイミー(以下J):

今はただとっても疲れている、という感じです。この2年の間に喘息にかかってしまって、そのせいもあるかもしれないけど、今ここにくる途中に階段を上るだけでも息苦しくなってしまいました。ちょっと今頭がフラフラしています。

Y:

今、 ジェイミーさんとモーリスさんがこうやってこの場所で発言しているということはとっても意義が大きいと思います。先日のトークイベントでも言っていてとて も印象に残った言葉なんだけれど、「この症状が放射能に由来するものかどうなのかということは、自分には正確にはわからない。ただひとつはっきり言えるこ とがある。それはトモダチ作戦の前は自分にはこんな症状が出ていなかった、ということです。あの任務の以前は健康だった、と自信を持って言える。」とおっ しゃいました。日本に住む人々からのお話でも、いくら放射能汚染のあとに健康被害が出ている、と訴えても、常に「科学者」や「専門家」の誰かが、放射能と の関連性を断とうとする。共通してこの背景には、原子力推進勢力はいままでずっとこういった手法で健康被害を縮小化し、原子力をつづけてきたということが あると思います。だからあなたの言っていることと日本の人たちの声にはすごく強いつながりがあると思います。

モーリス(以下M):

いや実は、この訴訟で実は僕たちは東電から賠償金を取りたいだけ、というふうに考えたい人が多いようなんだけど、それだけではないんです。とにかく僕は、ジェイミーがきちんと診療や治療を受けられるようにしたいからなんです。

J:

子供を授かれる状態になりたいだけ。

M:

まず僕ら は、家庭を築きたかったから軍を出たんです。訴訟とかそういうことについてははじめは何も知らなかったし、もうすでに自分の中での問題だけで頭が いっぱいでした。看護士になるため学校に行くこと。そうすれば定職につけるし、治療費も稼ぐことができる。だれも自分たちの症状を話題にする人もいなかっ たし、誰も助けてくれるなんて思ってなかった。そこに今回の訴訟の弁護士さんが声をかけてくれて、訴訟についていろいろと教えてくれたんです。こんな巨額 を欲しいなんて思ってもいないけど、一人あたり4千万ドルを請求する、ということも言われました。でももしこれだけの額がもらえるとしたら、東電は間違い なく倒産して二度と福島の事故のような間違いを犯さなくてすみますよね。おそらく4千万ドルの全額は自分には必要ないと思う。たとえば日本に行って人々に 何が起こっているかをこの目で見れたらいいと思うし、ぜひ行きたいです。どんなことでも手助けするつもりです。

J:

私も本当 にそうしたいです。最近まで、日本に住んでる子供たちが(放射能の影響に関して)必要な措置を受けていないなんて全然知りませんでした。日本の政府 は当たり前に人々のケアをするものだと思っていましたから。だから話題にされてないのは自分たちの被ばくのことだけだと思っていました。この間に、海軍が あれだけ福島第一の近くにいたなんて忘れられてるだろう、と。

M:

僕にイン タビューしたリポーターの一人に「自分の症状を訴えるために東電と面会したいか」って聞かれたんですが、まず僕は、自分の周りの人々の症状をきちん と認識して、その人々の世話をまずしろ、と言いたいんです。日本の子供たちが苦しんでるって聞いたとき、自分たちがわがままに感じました。情けなくなりま した。

J:

恥じる必要はぜんぜんないのに。

M:

うん、でも自分の症状を訴えることで子供たちから注意をそらしてしまってる、って思ったから。

Y:

でもそれは比較しがたいことじゃないかと思います。命の重さに違いはない。私自身、放射能汚染から遠くに住んでいて、福島由来の放射能によって自分のDNAは まだ傷いてはいないとは思う。これは大変な特権だと思うし、そう思ってこの二年間自分と「日本」との関係をなんとなく保ってきたと思います。でもこの人災 に私自身間違えなく影響を受けてるし、それをどのくらい苦しんでいるか、って位をつけたりすることはできないと思います。東電と日本政府によって沢山の 人々が苦しめられてきた。そのことを、自分がどこにいようとどんな立場にいようと声に出して行かなきゃ、と思います。

ところで、ジェイミーさんとモーリスさんが、今回そういうジレンマも超えて、企業に対して訴え、公の場で声を出す決心をしたことはすごいことだと思います。お二人はフロリダに住んでいると聞きましたが、周りの人たちからの反応は何かありますか?

J:

2011 年の10月まで太平洋上の空母で配備されてたんだですが、その約半年間、家族にメール送ったりする回数はほんとうに限られていました。外部とのあらゆるコ ミュニケーションが切られていましたから。でもある日うちの指揮官が「親御さんなどにすべてはうまくいっている、大丈夫だ、というメールを出すように」と いう指示があったんですがそれっきりでした。最終的に、実家に帰れたのはクリスマス近くになってから。その頃には、日本の放射能の話は自分の周りでもかな り忘れられていて、放射能漏れについて日本でものすごい隠蔽があったということも自分自身、最近まで知らなかったものですから、2011年の冬に家族のも とに戻ったときも、被ばくのことはたいして話題にならなりませんでした。その頃はまだそんなに大事ではなかった。でも今いろんなことが明らかになってき て、それに対して家族はまだ放射能被害というものが信じられないみたいです。「ちょっと待って、なにがどうなってこんなことになったんだ?」という感じ。 だから2年経った今この問題と向き合うのは、ちょっと並外れたことかもしれないです。

M:

う ちの母親は二日前、泣いて電話してきました。はじめてテレビのインタビューを受けた日です。ネットで見てすぐに電話してきたので、とりあえず僕は「放射能 で被ばくしたけど、今は大丈夫」と伝えました。うちの母は、自分の生活の色々ですでにストレスがたまってるし、その上にさらに重荷を負わせるようなことは したくなかったんです。でも母は、なんでもっと早く教えてくれなかったんだ、って怒ってたから、一通り説明しなければならなりませんでした。でも僕らはも ともと、このことであんまり大きな波風を立てたくはなかったし、自分たちでどうにかやっていこう、って思っていたんです。だから最初はNYに来てインタビューを受けてなんてこともしたくなかった。でも結局、ここに来て本当によかった、って今は思っています。

J:

本当にそう思ってたんです。わざわざ遠出してまで公の場で話をする、ってどんなことなのか想像もつきませんでした。

M:

弁護士のポール・ガーナーさんは、こういうことをするのは自分たちにとっていいことだって言ってくれました。でも人前でしゃべるのはすごく苦手だしジェイミーだって彼女の身体のことなんて話したくないって思っていたから。

J:

CBSニュースでは自分の生理のことを話したんです。。。でもそれが事実だし。

Y:

昨日のトークイベントで言っていたことで、もうひとつすごく印象に残ってることがあるんですけど、それは「海軍のせいだとは思わない」なぜなら「他にも五千人の軍人が同じ場所にいたし、少なからず自分たちと同じ体験をしているから。」

J:

本当のところは海軍がもう少し援助してくれたら、と思います。でも東電が「すべては良好」と言っていなかったら海軍も太平洋上のあんなに海岸の近くになんてもともと行っていなかったはずだから。

Y:

軍隊やそのシステムに対する考え方は変わりましたか?

M:

まったく変わりましたよ。

J:

特に、退役軍人に対してのケアについて。

M:

昔は、街 で元軍人のホームレスを見かけるたびに「どこをどう間違ってそんな失敗するんだ?」と思っていたんです。でも今回のことを経験して、そういう見方がまった く変わってしまった。いったん軍の門を出ると、軍は軍人に対してきっぱり背中を向けてしまう。「大学の学費の援助もする」って口では言うけど、実はそのプ ロセスというのが本当に複雑化されていて、実際その援助を受けることさえすごく困難なんです。軍に入る人の半分ぐらいは、自分は身体を使って労働でき る、働き者だ、と思って入ってくる。でもその人たちが軍を出ても、学費援助さえ好きに使えるようにしてくれないんです。

J:

私たちにも学費援助についての説明なんて誰からもなかったです。

M:

そうやっ て沢山の人が学費援助システムの使い方さえわからずに退役していく。そしてうつ病にかかってしまったり。僕も軍を出てすぐの頃にうつになりました。 まず自分一人だし、軍にいたときのようにすべて身の回りの世話も買い物も軍が面倒みてくれることがなくなってしまうと、なんだか麻痺状態になったような感 じに陥ります。僕みたいにすごく若くして入った人は特にそう。18で海軍に入ったけど、毎日面倒みてくれるし、何をするべきか指示してくれるし、友達もみ んな軍に入ってたし、自分の銀行口座も直接つながってて個人的な買い物もすべて軍がもってくれてました。それが軍を出たとたん、友達とは離ればなれになる し、24時間つねに働いていたのが急に暇になってしまった。そして精神がまいってしまうんです。僕は恐怖を感じてしまって、2週間ぐらい自分の部屋から一 歩も出られませんでした。自分一人で何をしたらいいかわからなかったんです。他人とどう接していいのかわからず、話そうとしても何を言っていいかわからな くなるんです。海軍で使われてるスラングを使うたびに変な目で見られるし。とにかくかなりしんどい転換なんです。もっとうまくこの転換期を過ごして、学費 援助システムもうまく使いたい、と思ってるんだけど。。。愚痴ってしまいましたね。

平井亜由美(以下A):

好きなだけ愚痴ってくださいよ。空母にいたとき、放射能と自分の被ばくの実態を知ったときのことを聞かせてください。どうやって生活と仕事のモチベーションをつくりだしていたんですか?

J:

軍が本当の情報を得たときも、私たちには「心配するな、被ばく量も低い、ビーチで日焼けするのと同じぐらい低い」とずっと言われてたから。。。

通りがかりのおじさん:

すみませ ん、お邪魔するつもりはないんですが、ちょっといいですか。私はイギリスで放射線の専門家をやっているものです。お二人に心からお見舞い申し上げま す。実は、あなた方の弁護人の方に、放射線についてのアドバイスを無料で提供できればと思っているんです。弁護人さんはおそらく民営や独立機関からのアド バイスが必要になると思います。アメリカにはそういうことのできる人は多いとは言えません。ですので、もしよろしかったらご連絡を。

J&M:

ありがとうございます。本当に助かります。

J:

(本題に戻って)そう、放射能漏れの事実を知ったときの話をしてましたね。

軍はその 時でさえも「すべては大丈夫、あなたたちはそこまで被ばくしていない」というだけでした。だからこっちも、言われた通りそんなに心配はしていなかったし、 仕事のモチベーションを作り直す、ということもあえてしなくてもよかったんです。大したことじゃないから、次の仕事へ移って、任務を終わらせよう、 それだけです。本当は何が起こっているか知らなかったから、そこまで気にする必要がなかったんんだと思います。

M:

ネットのアクセスが回復したときは、ほんとうに嬉しくて。93日間も外部とのアクセスがほとんど無い状態でしたから。みんなこぞってメールを送ったり、ネット通販で色々オーダーしたりしていました。活気を戻そう、と。ビタミン剤を注文してる人がすごく多かったです。

A:

ネット回線を遮断する、というのはよくあることなんですか?

M:

大規模な出来事や重要な事があったときは、あらゆる回線を遮断するんです。たとえば軍にいる若い人がFacebookとかツイッターに「今から○○港へ寄港」とか投稿してしまう場合があるから。そこで例えばテロリストがSNSを モニタリングしてて、何か仕掛けたりすることが可能になってしまいます。でも今回の場合はちがって、僕らは災害ゾーンにいたわけですから、逆に誰かが「ひ どい状況だ。飲み水さえない。」とか投稿して周りがパニックを起こす、というのを軍は避けたかったというわけです。インターネットは、配備されてる軍の様 子を見るための情報源でもありますから。

Y:

話は変わ りますが、日本に住む人たちから聞いていることをぜひシェアしたいと思って。原発災害によって食品、水、空気と土地が汚染されてしまったその中で、 人々が日々暮らしているのは事実です。日常の中で一番大切もののひとつが、できるだけ放射能を身体の中にとりこまないようにする、ということですが、そこ をつきつめると、自分のライフスタイルを変える、というところまでいかなければいけないんですね。食べ方、飲み方、そして免疫力を高める方法、とさまざま な工夫があります。放射能の影響を低下させるための食品のリストやレシピもあったりして、いろんなところで共有されている。もし興味があったら、おふたり ともシェアしたいと思ったのですが。

M:

すごく興 味があります。僕自身も家でいろいろリサーチしていて、食事療法をつくっているところなんです。ブロッコリーとか、アスパラガスとかの野菜中心に、 家にあるグリルで焼いて。もともと僕らは食べ物には気を使っているほうだけど。あと、水をたくさん飲むようにしています。特にジェイミーの症状のために は、いっぱい水分を取らなければいけないから。

Y:

1945年に広島に原爆が落とされた後、何千人も の被爆者を診察してきた肥田舜太郎さんという96歳のお医者さんがいます。彼は長年、放射能の影響を無視して原子力をすすめている原子力産業の姿勢にとて も批判的に発言しています。低線量被ばくというものは無視されているに等しいのですが、彼は自分の目でたくさんの被ばくした患者さんを診てきています。た とえば最近私が読んだ本の中で、彼はこういうことをおっしゃってます:「人 間のやることは、食べること、寝ること、排泄すること、働くこと、遊ぶこと、セックス。この6つしかないんですよ。その一つ一つには人間が行きていくため に超えてはならない限度もあるし、守らなければならない文化もある。食べることでいえば食べ過ぎが一番悪い。何を食べるかということではなしに、どう食べ るかという食べ方が問題ですから。」(『食で対策!放射能 ─大切な人を守るレシピと、今できること 小椋優子 著, 菅谷昭 監修から抜粋)

J:

わあ、それはとても興味深い見方ですね。

M:

日本で今いちばん放射能の影響を受けてる場所はどの辺なんですか?

Y:

基本的には福島県とその周りの県です。でも放射能の拡散のしかたはバラバラで、福島県からかなり離れた場所でも高い線量がでています。たとえば220キロ離れた東京でも。福島県内の人口は約200万人です。

M:

福島の人というのは、たとえば下層階級だったりしますか?社会的にどんな立場の人たちなんですか?

Y:

所得的にいうと様々だと思うけれど、たとえば福島原発が電力を供給していた東京と比べると、社会的に、中心の外へ追いやられていると思います。

J:

農業を営む人は?

Y:

農業や漁業を営む人はたくさんいます。そして、このような第一次産業が原発災害でもっとも大きな被害を受けていると言えると思います。農家の人たちの生活がとてつもなく破壊されてしまいました。

M:

それじゃその人たちは避難したんですか?

Y:

30キロ圏内の人々は避難しています。でもその外側では、汚染地であるにもかかわらずまだ人々が住んでいます。今まで避難していた人々も、政府や自治体によってもとの汚染地に戻るように勧められています。

M:

警戒区域内に行ったりすることはできる?

Y:

たとえば、ある農家の人が、えさを与えられない家畜が死んで行くのを見かねて、警戒区域内に入ってえさを与え続けている、という話をききます。でも警備のすきをみて入るということはとても難しいようです。

A:

(手描きの日本地図をみせながら)

これが福島。そしてここにある東京まで汚染は届いています。

J:

空母にある地図では、「本州」という呼び方を使うんです。でもここではその中でも狭い範囲の話をしているんですよね?

A:

そう。南には九州があって、その南端は沖縄。沢山の米軍基地があります。

J:

そうそう、私のおじいさんは沖縄の基地に駐在していたんです。

M:

そういえば、これ、今日いろんな人からもらった名刺なんですが、これがさっき言ってた日本のテレビ局の名刺。「フジ・テレビジョン」って書いてあります。

Y & A:

フジは大きなメディアですよ、とっても。

M:

それじゃ東電も彼らの報道で僕らのインタビューをきっと観ますね?

Y:

絶対に観ると思います。

M:

よかった。

Y:

この局は日本の大手メディアでもいちばん保守的なもののひとつです。だからあなたたちのことを報道するとしたらいい事だと思います。でも公正にするかどうか。するといいんですけど。

M:

フジは東電のやっている事に対してはどういう姿勢をとっているのですが?

Y:

うーん、彼らは東電と手を取り合っている、と言ってもいいと思います。

M:

なるほど、そういうことか。なんか、取材を受けている最中、彼らに「なぜ東電(に訴訟するのか)?」ということを何回も何回も聞かれて、困ってたんです。

A & Y:

うわー。。。

M:

それで僕 が「東電には日本にいる人々への援助や補償をまずやってほしい」って言うと、不快な顔をするんです。だって向こうが「東電に何を伝えたいです か」ってきいてくるから、そんなの「自分たちの周りで苦しんでいる人を助けろ」に決まってる、っていうかんじ。僕やジェイミーのことを心配するのはそれか らでいいし、4千万ドルもなくたって暮らして行ける。でも日本にいる人たちは本当に大きな苦しみの中を生きている。ってことをフジテレビに言ったときに嫌 な顔をされて、最初はなぜかよくわからなかったけど、今やっとわかりました。

M:

どうやったら僕らのインタビューが手に入ると思いますか?もしかして僕らの事を犯罪者みたいに描かれるんじゃないかって心配になります。

A:

私も、テレビがどうやってあなたたちの話をどうにか編集してしまうんじゃないかって心配してたんです。ニュース検索するのでみつけたらすぐ連絡しますよ。

J:

そうですよね。どうにでも編集して作り替えられちゃうことだってあるかもしれない。

Y:

それはそう。でもフジ/産経系の利害関係とかはけっこう知られているし、大きな目でみると、おふたりの体験を否定する理由はみつからないと思います。

J:

そうですよね。だから今こうやって話したりしてるわけだし。

Y:

東電へ放射能の被害への補償を、というモーリスさんのお話と少し関係して、お二人の弁護人であるポール・ガーナーさんが、放射能の被害のある人々の治療のための医療施設かなにかをハワイに建てたい、という計画があると聞いたのですが、ご存知でしたか?

M:

ガーナー弁護人は僕らが正しく診療を受けられるように努力してくれたり、本当にいろんな事をやろうとしています。今の時点では医療分野の人々からの全面的なサポートはまだ見つけられないのですが。

J:

医療施設のことははじめて聞きました。

Y:

医療の分野からのバックアップは本当に重要ですよね。今回こうやって医学的シンポジウムで発表したことが、いい結果につながるといいと思います。

M:

今日ここに来れた事は本当によかったと思っています。

Y:

日本では今いくつもの訴訟がおこっています。そのうちのひとつは、東電の幹部と政府の官僚たちに対しての刑事訴訟です。福島県内の人々がはじめて、原告の数は全国にひろがり14,000人にまでおよんでいます。

J:

うわー、それはすごいですね。

Y:

彼女ら/彼らのアクションは本当にすばらしいものだと思います。ここまでの国や企業の利害にさらされながらもあきらめない、そして福島から怒りを燃やし続けている、ということの証拠だと思います。

J:

本当にすばらしいことですね。

M:

ごめんなさい、さっきのフジのインタビューのことがまだすごく気がかりで。同じ質問を3回もしてきたんです。3回とも同じ言葉で返したけれど、向こうの質問の仕方がどうしても操作的だった気がして。

J:

どうにでもなるよ。できる事はそんなにないはず。

Y:

おふたりは事実を話してくれたんだし、それを私たちもきちんと耳にしましたから。

M:

これだけ 沢山のカメラと人の数がいる前だとどうしても神経質になってしまうんですよね。昨日のトークイベントが終わったあとに車の中で自分のことが書かれて るかと思ってネット検索してたんですが、そこでだれかが、しかも話した覚えもない人が、ガセネタを書いているのを見つけて。僕の歳を23歳、とか書いてい るんです。

J:

そういうことだってある。

M:

でもそう いうことがあってほしくないじゃない。でもきっと慣れなきゃいけないのかな。こうやって僕たちの話をネットで探すのは自分たちだけじゃなくて、これ からは海軍も探しにくるんだろうし。その辺のだれかが僕らの話の中から自分の見たい部分だけを見て出したとして、そのたびに対処しなきゃいけませんから ね。でももう米軍とつきあうのは正直、こりごりなんですが。

Y:

米軍の話 になりますが、私は今まで、沖縄にある米軍基地の存在に苦しむ人たちとつながって基地の反対運動に関わったりしていたんです。だから「トモダチ作 戦」が始まったときも、あれは日本や東アジアでの米軍の存在を肯定するためのプロパガンダだと思っていたし、どれだけ軍事の介入で日本とアメリカのあいだ の「友好関係」が重要か、っていう見せつけだと思っていました。

M:

抗議のこ とは知っています。僕らが佐世保に寄港するとき、小さいボートに乗った抗議の人たちがいつもいたから。反対のメッセージを書いたプラカードを持っ て、空母が港につけるのを防ごうとしていた。軍には、いつも街へ出るときは気をつけるように、と言われていたし。そうやって抗議があったこともふくめて考 えて、一生懸命被災者への支援をしたいと思っています。米軍は、日本といい関係を作ることばかり気がかりで何が起こってるか見失ってしまったんじゃない か、と思います。

Y:

もし私が佐世保にいたら、その抗議のボートに乗っていたかもしれません。だからお二人にあって話をするのがとても楽しみでもあり、不安でもありました。最初は緊張して何を聞いたらいいのかわからなかったんです。

J:

何を聞かれても気に障ったりしないから大丈夫。立場が違ったって関係ない。だから質問したいことがあればどんなことでも聞いてほしいです。軍についてはどんな見方だろうと、放射能に関する問題は誰にとっても同じだと思います。

M:

僕は反対でも推進でもなくて、やれることをやってるだけだから。

J:

昨日、マ リリン(マリリン・エリー:インディアンポイント原発近くに住む反原発活動家、オーガナイザー)に言われてなるほど、って思ったけど、私たちって若い のはさておいて、軍に5年も入ってたわけですよね。だから自分たちは世の中で何が起こっているか知らない部分が多いんだ、と思います。5年間、まったく違 う世界にいたわけだから。耳にするのは指揮官に言われることばっかり。彼らと合意することもあればそうじゃないときもあるけど。だからこうやって外に出て 人と会ったりするのはとっても新しいことなんです。モーリスは私が退役する1年前に出てきてたけど、その間も私とつきあってたから世の中のことにあまり開 かれてなかったと思います。今でも、外の世界のことに少しずつならして行っているところです。

Y:

私 も昨日のインディアンポイント原発の集会のときに考えてたんですが、つい最近まで軍に入っていた若い人が、反原発のバッヂをたくさんつけて平和運動のプラ カードを持ったおばさんの横に座って話をしてる光景。突然このようなところに入ってきたお二人を想像して、びっくりと同時に、なんだか素敵だなあと思って たんですが(笑)。

M:

そ れ、心配していたんですよ。ここへやってきて、反原発運動のムードに引き込まれないようにしなきゃ、と思ってたんです。でも(昨日のイベントで聞いたよう に)インディアンポイント原発は大きな事故につながる可能性があると思います。だから反原発の人たちが話していることにはおおむね賛成です。

僕 らがベテラン活動家と隣り合わせで話をしている、っていう観察は面白いですね。だって僕らはまだいろんなことに関して学んでいる最中だから。原発反対でも 賛成でも立場はどうであれ、問題があるってことは誰もがわかっている。だからたとえその状況をどう解釈するかはあまり関係ないんだと思います。原子力には 様々なリスクが沢山あるってことぐらいはわかるから。

Y:

福島から放射能を避けて避難した人のひとりがこう言っています。「もしあなたの子供が急に目の前で鼻血を出したら、あなたはどうしますか?」この訴えはとても語りかけるものが大きいと思います。

M:

さっ き「海軍の人々に対して怒りはない」って言ったのはそういうことで、もし被災地に一人っきりでいたとしても津波の被害に遭った人たちを助けていた、と思い ます。そして、ランクの高い人から低い人まで、海軍にいたほとんどの人たちが僕と同じように考えていたことを知ってるから。

J:

私 は陰謀説はあまり信じない方だけど、たとえ米軍のトモダチ作戦の本当の目的が何であったとしても、そこにいたのは軍人の一人一人だから。私たちは、自分が 被ばくしたことがわかった後でも、被災地にはすべてを失った人たちがいる、っていうことをお互いに言い聞かせてました。だって、津波に流された民家が、沖 のそのへんに浮かんでいるのが見えるんですよ。クルーの中にはみんなでシャンプーや服、おもちゃなど、なんでも集められるものは集めて寄付したひとたちも いる。だから米軍の上の方の目的がどうであろうと、クルーがいたんだし、あのとき空母にいた軍人の中の99パーセントもしくは全員が善意をもって援助して いた、と自信を持って言えます。

PDF (日本語)

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ジェイミーさん、モーリスさんの体験についての関連記事:

「医療費保証を」と、東電に訴え 震災支援の元米兵

実録『トモダチ』作戦・第1部「汚染されてしまった将兵・東京電力を告発」

実録『トモダチ』作戦・第2部「東京電力、日本政府の官僚は、汚染されてしまった人間の苦しみ、怒りを知れ!」

実録『トモダチ』作戦・第3部「まとわりつく、放射能汚染の恐怖」運命の中に落ち込んでく兵士たち

実録『トモダチ』作戦・第4部「放射能汚染」汚染されてしまった人生、そして再出発

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筆者より追記:

モーリスさんからの近況報告で、今回の一連の取材やイベント参加で、いろいろな方面から嫌がらせや脅迫が届いている、とおっしゃっています。ひどく 落ち込んでいるようです。このインタビューを読まれたみなさんへ、連帯のメッセージを募りたいと思います。下のコメント欄か、infoアットマーク jfissures.org へメールにてお送りください。こちらで英訳して彼らに伝えます。

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We Just Want to Have a Family – An Interview with former US Navy Sailors Jaime Plym and Maurice Enis

March 11, 2013 New York City

(by Yuko Tonohira and Ayumi Hirai)

Jaime and Maurice have been experiencing health problems after being exposed to radiation released from Tokyo Electric’s Fukushima Nuclear Power Plant due to the nuclear meltdown in March 2011. They have been on the Pacific Ocean while working for the US Navy as a part of the program called Operation Tomodachi, shortly after the area was hit by the earthquake and tsunami. They are two of more than hundred (current and former) sailors who are filing a lawsuit against Tokyo Electric Power Co. (TEPCO). They are in New York this weekend to talk about their experience.

Yuko Tonohira (Y):

Jaime and Maurice, you have just finished a press conference as a part of the Medical Conference on the Effects of Fukushima Nuclear Disaster, following a full weekend of events and interviews, and this is your first time speaking in public about your experiences. How are you feeling? Are you physically doing ok?

Jaime:

I’m just very tired. Coming up the stairs from the lobby, like I mentioned that I have developed asthma, I get a little light-headed. I’m a little shaken right now.

Y: I think it means a lot that you have come out here to speak about your condition. I was really struck by what you said in your talk event the other day; although it isn’t 100% certain to scientifically prove if your conditions are caused by the radiation, you do know that you didn’t have these symptoms before the operation. You know for sure that you were better before. It is very important that we hear this. I have heard so many stories from the people in Japan that even if you know you are sick from radiation, there will always be scientists and experts that try to prove otherwise. This is how nuclear industry has developed by minimizing the effects of radiation. I think there is a strong synchronicity in your voice and that of the people in Japan today.

Maurice:

The thing is, a lot of people try to hint around that we’re only trying to get money from TEPCO, but it’s not entirely true. I want Jaime to be checked up by medical professionals.

Jaime:

We just wanna be able to have children.

Maurice:

We both got out of the military so that we can start a family. We didn’t know nothing about this lawsuit, but we were already dealing with my own job situation; I need to go to school to be a nurse so we can get money coming in, so that we can pay to treat ourselves. We didn’t know if anybody was going to help us, since we didn’t think anybody was listening to us. Then the lawyers approached us to say that there was a lawsuit going on, which claimed that each plaintiff would be receiving 40 million dollars which we didn’t ask for. So the thing is, if we get the 40 million each, that’s hopefully going to put TEPCO out of business so that they won’t be able to do something like this (expose the population to radiation) to anybody ever again.

I don’t think we’ll keep the 40 million all to ourselves. If I could go to Japan to see what is happening to the people, I’d love to. I would help out every way possible.

Jaime:

Yes, absolutely. We didn’t even know that people and the kids in Japan weren’t taken care of. We had no idea. We just thought it was inevitable that the government of Japan to take care of their people and that we were just forgotten because nobody really knew we were there near the Fukushima Plant.

Maurice:

One of the reporters asked me if I wanted to see TEPCO to tell them about my illness but I want to tell them to take care of their own people and acknowledge that their own people are sick first. We felt selfish when we found out that there were kids suffering. It made me feel ashamed.

Jaime:

You have no reason to be ashamed though.

Maurice:

Yeah but I felt that I was taking the attentions away from the kids, you know.

Y:

You can’t make comparison. No life is more precious than others. I myself live physically far away from all this, and I’m pretty sure my DNA is not affected by the radioactivity from Fukushima. I’m privileged to be living far from the area. And that’s basically the way I have been relating myself to Japan for the past 2 years. But I am definitely affected by this man-made disaster, and I don’t think we can give these sufferings any degrees. We are all devastated by TEPCO and the Japanese government, and we need to speak about it wherever you are. Having said that, it’s incredible that you guys have traveled to speak up about your experience and your will to accuse the corporation, despite the dilemma you have had.

You both live in Florida. How are the people around you responding to this?

Jaime:

When we were on the deployment on the Pacific till October 2011, during which time we could only email families was on and off because all the communications were cut off. One day the captain sent a letter to all of us so that we could email our parents to tell them that we were fine, and that they did not need to worry. Eventually we went home only around the Christmas time. By that time, the whole radiation issues in Japan were forgotten about, and we didn’t even know till recently that there were so much cover-up about the radiation leak. So when we did get home in the winter of 2011, it wasn’t much of a topic of discussion for us. It still wasn’t a big deal. Now that everything started to come out for us, I feel like they are sort of in disbelief, saying “hey, wait a minute, I don’t understand. How could that happen?” So it’s different to address it now after two years.

Maurice:

My mom called me crying two days ago, the first time we talked for an interview. She saw it on the internet and called me. I told her that I got irradiated, but I was okay. My mom is stressed out dealing with other things already and I don’t want her to be carrying a bunch more things because of this. She was angry and said why I didn’t tell her when all this was going on, so I had a lot to explain to her. We didn’t really want waves or didn’t want anybody in our business, but just wanted to deal with this on our own. We didn’t even want to come down here to do this. But I actually am really happy to be here.

Jaime:

Yes, definitely. We didn’t know what it was going to be like to travel to speak to the public about this.

Maurice:

Our lawyer Paul Garner said it was going to be good for us to do this, but I’m terrified to speak in front of people and Jaime didn’t want to talk about her problems.

Jaime:

I talked about my period to the CBS news… but it is what it is.

Y: Another thing I remember you saying the other day is that you don’t blame the Navy, since there were 5,000 other people who were there on the ship at the time and have experienced more or less the same thing.

Jaime:

I wish the Navy would help us a little bit. But initially, if TEPCO hadn’t said that everything was fine, we wouldn’t even have gone into the Japan coast in the first place.

Y:

Has your perception towards the Navy and military system changed?

Maurice:

Yeah. Definitely.

Jaime:

Especially toward the way they take care of the veterans.

Maurice:

Every time I saw homeless veterans on the street, I’d think how had they failed? How had they messed up? And this experience made me change my whole perspective on this. Once you are out, they turn their back to you and even though they say ‘you could go to school and we pay for your college,’ they make it so complicated for you to set up the GI bill. Half of the people go into the military because they didn’t think that they were college material. Half of them went in because they thought they were hard workers, they could work with hands. Then when these people get out, they aren’t even encouraged to use their GI bill by the military.

Jaime:

Nobody ever explained to us about the GI bill, either.

Maurice:

A lot of people just quit without knowing how to use the GI bill, and people would just go to depression. I went to a depression when I first got out. You are on your own, not like when you were in military; you got everything taken care of, and it numbs you once you lose it all of sudden. Especially if you join in early age, like me. I joined when I was 18. They would take care of you, tell you what to do on daily basis, and I had all of my friends in military, my bank was directly hooked to the military and they’d pay for everything I buy and all my bills. When you get out, all of your friends get stationed somewhere else, you lose contact with everybody, you go from being busy 24/7 to having so much time on your hands, so comes the mental illnesses. I became shuddered for about two weeks and I didn’t want to leave my room. I didn’t know what to do with myself. It’s hard to relate to others, and even if I try to talk to other people, I just don’t know how. I’d still use Navy slang and people would look at you in a funny way. Over all, it’s a hard transition. I’d like to see myself take a better transition to the normal world, and need to get to use the GI bill… Am I rambling?

Ayumi:

No you can ramble as much as you like. So on the ship, how did you motivate yourself when you got information about radiation exposure?

Jaime:

Even when we got the information, the Navy would tell us not to worry, it was so low, as low as something like lying on the beach getting suntanned.

A Man walking by:

Excuse me, but can I interrupt? I’m from England, and I’m a radiation specialist. My heart goes out to you both. What I can do is that I can offer your lawyer a free advice. Here is my email address and my website. Your lawyer may want to ask questions and he needs to have access to a really independent advice. There are a few of such people in the United States, but me as well. Thank you.

Jaime & Maurice:

Thank you so much for you help. Thank you.

Jaime:

We were taking about when we found out about radiation leak.

They still told us that everybody was fine and we didn’t receive so much exposure. So we didn’t have to motivate ourselves so much because our mind was still thinking it was fine, according to what they said. So we didn’t really make a big deal out of it, move onto the next task so that we would finish our appointment. We didn’t need to, because we didn’t know what was going on.

Maurice:

Once we got the internet back, people were so happy to get back on it, because we had been cut off from any communications with outside, off and on for about 93 days. Lot of people were just emailing a lot and ordering a lot of things online to get things to stimulate our mind. I saw so many people were ordering vitamin supplements.

Ayumi:

Is that something that you always do to shut down the internet?

Maurice:

When something big and important happens, they’d cut off everything. Some of the younger people join the military, and the military doesn’t want them posting on their facebook and twitter like “we are pulling into so-and-so port” since terrorists monitor facebook and they could set up something. But in this case it was different; we were in a disaster zone, so the military wouldn’t want us posting things like ‘It’s horrible, we don’t even have drinking water’ and people see it online and freak out. The internet is kind of a way to monitor what’s coming from the ship.

Y:

On another topic, I wanted to share with you what many of our friends Japan. It’s inevitable to live with food, water, air and soil contamination today. So one of the big tasks is to keep radiation from getting into their bodies as much as possible. It takes a changing of the lifestyle; the way they eat and drink to avoid exposure and to boost immune system and so on. There are even special recipes and list of foods that people are sharing to avoid radiation intake. I’m wondering if you would be interested in getting to know those things.

Maurice:

I’d be really interested in getting to know how they do that. I’ve been researching that at home, and came up with a good diet for us to eat vegetables like broccoli and asparagus, which we grill on our own. We don’t usually eat bad. And we drink a lot of water. Especially Jaime with her conditions, taking a lot of water is important.

Y:

There is a 96 year-old doctor from Hiroshima, who have been treating the Atomic Bomb survivors after the WWII. Dr. Shuntaro Hida is very critical of the standardized effects of radiation that are utilized by nuclear industry, which is dismissing a lot of health effects caused by radiation that he saw in his own eyes while examining tens of thousands of A-bomb patients. In a Japanese book I read recently, he talks about how one needs to become the protagonist of their own life:

“There are only six elements in human conduct: eating, sleeping, discharging, working, playing and having sex. In each of them, there are limits that humans cannot exceed in order to survive, and cultural codes to follow. Speaking of eating, eating too much is the worst. One should eat regularly according to schedule. The issue is less what to eat than how to eat, which we studied.”

Jaime:

Wow that’s a really interesting way to put it.

Maurice:

Which area is affected the most right now?

Y:

It’s essentially in and around the Fukushima Prefecture, although the radiation scatters randomly to places quite far outside Fukushima too, including Tokyo some 150 miles away. The population in Fukushima alone is 2 million.

Maurice:

Are the people in Fukushima a kind of lower class? What is their social position?

Y:

There are various classes in terms of income, but in comparison to Tokyo, to which Fukushima was supplying the electricity, the people probably consider themselves marginalized.

Jaime:

Are there farmers?

Y:

Yes, a lot of farmers and fishermen. The primary industry was most devastated because of the nuclear disaster, so the damage to the farmers lives is definitely huge.

Maurice:

So the people have cleared out of the area?

Y:

In the close vicinity within 12 miles is cleared out. But outside of it, people are still living in contaminated area, and people are encouraged to move back by the government.

Maurice:

Do the people travel into the zone?

Y:

I have heard of some farmers who couldn’t leave their cattle alone, would return to the exclusion zone to feed the cattle so they don’t starve. It’s been more and more difficult since you either have to sneak in or get an official permit to go inside the zone.

Ayumi:

(Looking at a hand-drawn map of Japan)

So this area roughly is Fukushima. And this down here is Tokyo to which the contamination has reached.

Jaime:

When we look at our maps and charts we use the name Honshu. But we are talking about a very specific area of Honshu correct?

Ayumi:

Eaxctly. And this is Kyushu, and south of it there is Okinawa, where there are a lot of US military bases.

Jaime:

Yeah, my grandfather was actually stationed in Okinawa.

Maurice:

I’m looking at the business cards we got today… here’s the Japanese TV station I was telling you about, says Fuji Television.

Yuko & Ayumi

Oh, Fuji. They are big media corporation. They’re huge.

Maurice:

So the TEPCO will probably see our interview?

Yuko:

yeah, definitely.

Maurice:

Good.

Yuko:

This station is one of the most conservative media outlets in Japan, so it’s kind of a nice surprise that they are running your story. But I do hope they’ll do it fairly.

Maurice:

Are they for or against what TEPCO is doing?

Yuko:

Well, they are actually hand-in-hand with TEPCO, you could say.

Maurice:

Oh that explains a lot, because they kept asking me ‘why TEPCO’. They really wanted to know how we chose to sue TEPCO.

Ayumi & Yuko

Oh wow…

Maurice:

They looked angry when I said I wanted TEPCO to take care of their own people first. They asked me what I wanted to say to TEPCO and I was like duh, take care of your own people! And then they could begin to worry about what’s going on with me and Jaime. We could live without 40 million – but the people in Japan, they are going through a lot. I wasn’t sure why the reporters looked angry when I said it but that explains.

Well, how would I get to see the interview we did with Fuji television? I’m concerned that they are going to edit it and make us look like a criminal or something.

Ayumi:

That’s what I was wondering, how they’re going to edit to and how they make you guys look like. We’re gonna try to find it and get in touch with you.

Jaime:

I see, they could edit it however they want to and mix up our words huh?

Yuko:

Yeah, but I think many people who watch it would know the corporate interests of this station and I’m sure people have no reason to not legitimatize your experience.

Jaime:

Yes, that’s why we’re trying to talk.

Yuko:

A little bit related to your demand to TEPCO to take care of people affected by radiation, I have picked this up reading about your case online; your lawyer Paul Garner is interested in opening up a medical facilities of some sort in Hawaii, to take care of people with radiation symptoms.

Maurice:

He’s been trying to set up a lot of stuff; he’s doing a lot to help us be seen by doctors but there’s no medical people really fully backing us up right now.

Jaime:

I didn’t even hear about that.

Yuko:

You definitely need a good back up from medical communities and it’s hopefully going to work out for you that you’ve spoken at this medical symposium today.

Maurice:

I think it worked out great for us to be here.

Yuko:

There are several lawsuits against TEPCO going on right now. One of them is for criminal charges against TEPCO executives and the government officials. The people in Fukushima began filing and the number of plaintiffs has reached about 14,000, all of whom are filing the suit together.

Jaime:

Wow. That’s amazing.

Yuko:

Their actions are really incredible and important to us, reminding us that people are not giving up despite the state/corporate interests and the anger from Fukushima is still burning.

Jaime:

That’s really great.

Maurice:

Sorry, but now I’m really concerned about the interview with Fuji. They asked me the same question like three times. And I responded with the same answer, but the way they asked me these same questions was kind of manipulative.

Jaime:

Whatever, they can only do so much.

Yuko:

The facts are all out there, and at least we heard your statements.

Maurice:

It’s kind of nerve-wrecking since there are lot of people with a lot of cameras asking questions. Yesterday when we were driving back home, we googled to see if something about us was up, and we found out somebody wrote about us completely wrong, said that I was 23 and stuff.. I don’t even remember talking to this person…

Jaime:

But it happens, you know.

Maurice:

Well I don’t want it to happen. But I guess you need to get used to that. Now not only are we looking for our own stories like this but I know that the military will be looking too. If some guy goes on with his own beliefs on our little stories, we’re gonna have to deal with that, too. I don’t feel like dealing with the military, to be honest, anymore.

Yuko:

This might come out awkward to you guys but I have been working with the people in japan against the US military presence, especially in Okinawa. So I was convinced when Operation Tomodachi began, that it was a promotional campaign for the presence of US military in Japan or in the East Asia region at least. And how “vital” it is to have the military “friendship” between Japan and the US.

Maurice:

We know about the protests, when we used to pull into Sasebo, there would be a huge protests by the people on small boats. They’d be coming alongside us and hold up signs to try to keep us from pulling in. The navy told us to be safe when we went to town and watch out for certain things. So we are so gung ho to help out because of the people protesting us and so on. I think we kind of lost sight of what was actually going on, because they were so concerned with making a better relationship with Japan.

Yuko:

If I were in Sasebo, I might have been greeting you on one of these little boats. So it’s been really exciting and anxious to talk to you in person. I was a little nervous and didn’t know what to ask you guys in the beginning.

Jaime:

We don’t get offended at anything. You can ask anything you guys want to because it really doesn’t matter what our stances are on that aspect. The situation with the radiaion, regardless of how you see the military, is what really matters.

Maurice:

I’m not pro- or anti- anything, we just do what we do.

Jaime:

And Marilyn (Marilyn Elie: an anti-nuclear activist and organizer based in Westchester, NY, near Indian Point Nuclear Power Plant.) made a good point when we were talking with her yesterday that despite we are so young we’ve already been in the military for 5 years. We don’t really know what’s going on in the world. We had been in a different world. All you hear is what they (commanders) tell you, and there are some things I agree with them, and some things I don’t. So this is all so fresh and new to us. Even though Maurice was out a year before me he was still with me, so his exposure to outside was limited. So we’re still getting adjusted to the outside world.

Yuko:

I was thinking yesterday at Indian Point convergence: you are fresh into this, and suddenly sitting next to older ladies and peace signs and anti-nuclear buttons all over her jacket. It was fascinating and lovely to think how you got there all of sudden. (Laugh)

Maurice:

That’s one of the main concern we had, you know, we didn’t really wanna come down here and get sucked into activism being against nuclear energy. But from what we heard, what’s going on in Indian Point has a huge potential to disasters, so I agree with a lot of stuff people are saying.

It’s interesting considering what you said about us sitting next to all these long-time activists, I realize we are still being educated about a lot of things. Regardless of your stances, whether you are against nuclear or for it, you could still see when there is a problem. So I guess whatever your view is on that situation doesn’t really matter. You could still see that there are a lot of risks in nuclear energy.

Yuko:

One of the people who evacuated from Fukushima said :what would you do if you see a child bleeding in front of you?” I think it is very telling.

Maurice:

Well, that’s another reason why I don’t get mad at the sailors on the ship because even if I were alone there and wasn’t a sailor, I would have helped out the tsunami victims, and I know majority of the people that I met were thinking like me, whether they were in higher ranking or lower ranking.

Jaime:

Also, I don’t tend to believe in conspiracies but regardless of the military’s real intensions were for Operation Tomodachi, there were the crew. We were saying to each other, even after we found out about our being exposed, that there are people who have nothing. I mean, we saw houses floating in the ocean. Some crew got together to go over the shelves and racks in our living area, collecting shampoos, clothes and toys and anything we could donate. So whatever the big military’s motive to go in, I know that there were crew, I would say 99%, if not all of them were there with the right intentions to help the people.

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